9月22日に帰国学級生徒たちによるスピーチがおこなわれました。このうちのいくつかについて、その内容を紹介します。
丸田 涼 君 「フィリピン滞在で得たもの」
実際に住んだマニラは渋滞が多く見える景色の中にホームレスやストリートチルドレンがいました。英語に触れる機会が格段に増えました。公用語が英語なので現地の人と話すのは英語でした。日本の当たり前は世界の当たり前ではなく、水道や自由な外出は一部の国に限定的なものでした。フィリピンでは水は買います。一人での外出は禁じられていました。日本では考えられないが、安く人を雇えるのでメイドさんやドライバーさんを雇っていました。日本にいたころの当たり前の狭さを知りました。日本の恵まれた環境に感謝しなくてはならないと思いました。当たり前に縛られずに広く人とかかわっていきたいと思います。
清水 琢己 君
「アメリカと比べた日本の教育のデジタル化」
アメリカでは宿題もテストもデジタル化されていました。それは個人の結果によって次の課題が変わるものでした。ストリームではオンラインの心得などをゲーム感覚で学びました。文科省がギガ端末を導入しました。しかし、小学校では宿題が均一でデジタル化が正しく利用されていませんでした。アメリカが教育のデジタル化に成功したのは教職員に時間的な余裕を生み出したからだと思います。日本でもデジタル化が本当の意味で進んでいってほしいと思います。
清水 琢己 君
「アメリカと比べた日本の教育のデジタル化」
アメリカでは宿題もテストもデジタル化されていました。それは個人の結果によって次の課題が変わるものでした。ストリームではオンラインの心得などをゲーム感覚で学びました。文科省がギガ端末を導入しました。しかし、小学校では宿題が均一でデジタル化が正しく利用されていませんでした。アメリカが教育のデジタル化に成功したのは教職員に時間的な余裕を生み出したからだと思います。日本でもデジタル化が本当の意味で進んでいってほしいと思います。
当日はたいへん多くの保護者の皆さまが参加してくださいました。発表者たちも良い緊張感の中でスピーチすることができたと思います。帰国生徒学級は令和6年度から募集が停止されることになっています。海外の文化に触れてきた経験を日本の生活の中に生かしていくという本校の良い伝統として、できる限り引き継いでいきたいと考えています。