6月18日(火)から20日(木)に、横須賀・横浜方面で2年生が宿泊学習を実施しました。
1日目は戦争の遺構の見学として、猿島へ船で渡る予定をしていましたが、雨風のため船が出航できませんでした。三笠公園では記念艦三笠に入艦し、解説のビデオ鑑賞をしたり、艦内を見学し、日本の近現代の歴史について知り、平和の尊さについて考えました。
また、猿島見学の代替として、近くの八景島シーパラダイスを訪れました。迫力ある海の生物をガラス越しに見たり、イルカのショーを見たりしました。
2日目は、1日目とはうって変わっての快晴で、三浦海岸近くの宿舎からは富士山を望むことができました。
午前は横浜国立大学や慶應大学、筑波大学などに在籍する留学生と交流しました。クラスごとに4つのグループに分かれて、ファシリテーターからプログラムの目的や概要の説明を受け、グローバルリーダーと自己紹介やゲームをオールイングリッシュでしました。
次に、「Explore the world」をテーマに、グローバルリーダーから母国の文化や生活について紹介され、生徒は既存の知識を活用して色々な質問をしながら、その国についての理解を深めました。また、「Introducing the Charm of Kyoto」をテーマに、生徒がこれまでに準備してきた京都の文化、歴史、観光名所などについて英語でプレゼンテーションをしました。
「恥ずかしがらない」「英語が共通語(英語でコミュニケーションをとる)」「失敗は挑戦の証」「仲間で助け合う」の4つのルールに沿って活動し、積極的に笑顔で取り組むことができました。
午後からは「グローバル地域探検プログラム」として、各グループのグローバルリーダーとフィールドワークをしました。横須賀市自然・人文博物館やよこすか近代遺産ミュージアムなどを英語で会話しながら探索しました。
3日目は、横浜市内の班別研修をしました。事前に各班で行動計画を立て、公共交通機関を利用し、グループのメンバーと協力して中華街や企業の技術館、赤レンガ倉庫などを訪れました。
この宿泊学習を通して、実行委員会を中心に生徒が主体となってルールの検討をしたり、しおり作成委員がしおりの原稿やイラストをかいたりするなど、生徒の活躍が光りました。学校ではできない様々な体験を通して、多くの学びを得ることができました。