6月25日(火)に校内授業研究会を実施しました。6校時に3年生の社会科で公開授業をし、その後研究協議会を行いました。
本校では、今年度の教育研究のテーマを「学びの価値を見出す生徒の育成を目指して―生徒自ら知識の価値を見直し、エージェンシーを育む―(第一年次)」として取り組んでいます。
「OECD LEARNING COMPASS 2030」によると、「エージェンシー」とは、「変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任をもって行動する能力」とあり、「OECD LEARNING COMPASS」の中心概念となっています。この「エージェンシー」を生徒が身につけるために、各教科で年間カリキュラムに目指す資質・能力を位置づけ、作成したルーブリックに沿ってその学びをとらえています。
公開授業では、歴史分野の「近現代の日本と社会」の単元で、「第二次世界大戦は本当に避けることができなかったのか」を【単元を貫く問い】として設定し、本時は「第二次世界大戦はなぜ起こったのか」について、ロイロノートのシンキングツールを駆使し、習得した知識を活用しながら協働的に解を導き出しました。
事後の研究会では、生徒の学びやその姿をもとに活発な議論が交わされました。