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本校教員が数学教育学会で実践発表

 9月15日(月)・16日(火)、名古屋大学にて「2025年度数学教育学会秋季例会」が開催されました。16日のOrganized Sessionで、本校数学科教員の佐々井智之が『授業の振り返り動画がつなぐ学びの継続』と題して発表しました。
 
 以下、発表内容を少しご紹介します。
 
 新型コロナウイルス感染症の流行以降、生徒の学習の機会や学びの形が大きく変化しました。そこで佐々井が授業内容をより効果的に振り返る手段として、「1分間の振り返り動画」を実験的に作成し、ICTを活用した学びの継続について研究を重ねてきました。その取り組みの過程や成果についての報告です。

 本校では現在、生徒一人ひとりがタブレット端末を活用し、授業だけでなく家庭でも学習内容を振り返ることができる環境を整えています。今回提案した振り返り動画は、短時間で学習の要点を確認できることから、生徒にとっても使いやすく、継続的な学習を支える有効な手立てとなっています。

 今後も、生徒たちが主体的に学びを深め、数学への興味関心を高めていけるよう、実践研究を重ねてまいります。