
4月14日(月)6校時、2、3年生を対象に「生き方探究」のガイダンスを行いました。「生き方探究」は、本校の「総合的な学習の時間」における柱の一つで、次の2つを目標としています。
(1)自分の考え方や価値観、長けている能力など、自分について理解する。
(2)様々な体験や活動を通して、生き方や就きたい職業など、将来のビジョンを描く。
年間20時間余り、その道のエキスパートからお話をうかがったり、同学年や異学年の仲間と協働的に活動したりしながら学びを深めます。
まず、ファシリテーターから、「生き方探究」とは「自分はどんな人なのかを知り、将来どんな生き方をしたいかを考えることである」という、この学習活動の定義や概要について話を聞きました。そして、この時間における3つの約束事について確認しました。
①自分の考え方や感じ方を大切にすること。
②相手の考え方や感じ方を大切にすること。
③学びの場をみんなで創ること。
また、「生き方探究」のカリキュラムには、多くの講師の方を招き、全体講演会やコース別学習会が設定されています。それらに向けて、話し手のモチベーションが上がるような「話の聞き方」や「メモの取り方」について考えました。実際にペアでインタビューし合う活動を通して、体験的に気づきを共有しました。
ファシリテーターは生徒の考えを導き出す役割で、「問い」に対する「解」は、生徒が仲間と対話したり、自分の経験を掘り起こしたりしながらアプローチし、発見します。
また、仲間と話をする際には、相手が安心して自己開示できるように、相手の話に耳を傾け、うなずいたり、決して相手の発言を否定したりしません。生徒たちは、日常生活や社会生活にも生きてはたらく知識や技能を身につけていきます。
このような活動が、他の教科学習時でも仲間の考えを共感的に聞く姿勢や、日常生活でも相手を尊重するなどの態度につながっていくことを期待しています。








