
5月16日(金)6校時、多目的ホールで2年生の「手帳コンテスト」の表彰式が行われました。
2年生では、「imamirai手帳」という手帳をもち、「目標達成」に向けて、セルフマネージメントにチャレンジしています。
現行の学習指導要領では、“自ら学習の目標を持ち、進め方を見直しながら学習を進め、その過程を自ら評価し、新たな学習につなげる”という「自己調整力」が求められています。また、「粘り強く取り組もうとする態度」を養うことも課題となっています。
手帳でセルフマネージメントすることを通して、「自己調整力」と「粘り強さ」を身につけ、“今”の目標や“未来”の目標を達成するためのスキルを習得することをねらいとしています。
まず、年間マネージメント。「今の自分」をとらえ、「1年後のありたい自分像」をイメージし、「学習」「生活」「部活」など、自分で項目を設定して目標を書きます。そして、1学期終了時、2学期終了時、1年後、目標が達成できたか、できなかったか、具体的にリフレクションします。
次に、月間マネージメント。今月の目標、To Doリスト、1か月の予定を月初めに書き、1か月の見通しをもちます。月末にはリフレクションをし、できたことには自信を持ち、できなかったことを翌月につなげます。
そして毎日書く、週間マネージメント。今週の目標、To Doリスト、1週間の予定を1時間きざみに立てていきます。1日の終わりに、その日の出来事や思い、次への見通しを書き出します。
これらの「目標設定」→「予定を立て、見通しを持つ」→「リフレクション」といったサイクルを作り、粘り強く習慣化することで、「できなかった」ことが一つ一つ「できる」ようになり、その積み重ねが「目標達成」につながります。
担任も一人一人の生徒の手帳を見て、赤でストロークのメッセージを送るなど、応援しています。
今回は、このセルフマネージメントが十分にできたり、アイデアを発揮したりできた生徒に対し、「月間マネージメント賞」「週間マネージメント賞」「ユニーク賞」などが贈られました。



