10月23日(水)と24日(木)に行われる文化祭まで、今日を含めてあと2日となりました。10月9日(水)から取り組みが始まり、1、2年生は合唱(課題曲・自由曲)、3年生は劇をクラスごとに披露します。
合唱では、パートリーダーを中心に、各パートで音程を確認し、全体練習で曲想をつけ、パート間のバランスに気をつけながら、自分たちで課題を見つけ、修正していきます。
劇は、夏休み前から構想し、台本を作成します。監督、大道具、小道具、衣装、照明、音響、キャストと、全員で心を一つに劇を作り上げます。
学級劇については、近年、行事の精選で実施する学校が少なくなってきています。「一人一人がもてる力を発揮し、すべてのパートが手を取り合いながら、一つの作品を作り上げる」。生徒にとって、今後の社会生活において、チームでプロジェクトを立ち上げ、仲間の考えを尊重しながら、完遂させるという場があることでしょう。劇の練習の過程でも仲間と意見が合わず、何度も話し合いを重ね、よりよいものをめざすという経験は、これからの社会生活において生きてはたらく力となるはずです。
本ブログに掲載している写真は、10月18日(金)の生徒たちの様子です。
1、2年生は、どのクラスも「金賞」をめざし、熱心にパート練習をしたり、音楽室でピアノに合わせて全体練習をしたりしていました。
3年生は、背景画や大道具・小道具の完成が間近です。教室では、監督と打ち合わせや動きの確認をしたり、体育館では実際に照明や音響と合わせて通し練習をしたりしていました。
年に1度の舞台発表。生徒たちの文化祭にかける思いと、それを支える担任や学年教師団の熱量。
伝統ある附属桃山中学校の文化祭。今年も新たな「文化の風」を吹き込んでくれることを期待しています。