つゆくさアルバム2021

6月22日~23日
2年生 宿泊学習

  2年生は,6月22日~23日で,四国方面への宿泊学習をおこないました。主な活動は,高知県の吉野川・大歩危峡でのラフティング,香川県金刀比羅宮の参拝,徳島県大塚美術館見学です。ラフティングでは急流をものともせずに川を下ったり流れが静かなところでは川に飛び込んで泳いだりしました。金刀比羅宮参りでは,785段の石段を大汗をかきながら登りきりました。大塚美術館には,見事に複製された世界の名画が多数展示されており,圧倒されるものがありました。いずれも人生初という人が多く,見聞を広めるとはこのようなことだという経験を積むことができたと思います。

 活動の中心となった総務の生徒が書いた感想です。
・「四国宿泊学習を終えて」
 1年生の琵琶湖湖畔学習が延期になり,この学年で初めての宿泊学習を体験できました。一緒にラフティングのボートに乗って,ご飯を食べて,話をして,笑って,眠って,うどんをこねて,お土産を選んで,喜びを共有した僕たちの仲は想像したよりもずっと深まりました。普段より先生との距離も近く,楽しかったです。先生方,ありがとうございます。
 僕は総務として取り組む中で,心の中でこう思っていました,「誰もが自分事として宿泊行事の準備から帰着までを考えてほしい」と。その通りに行動してくれた学年のみんなは素晴らしいと思います。本当にありがとう!

・「無限の可能性」
 今回の宿泊学習で,僕は一つ思いを実現できました。僕の理想の宿泊学習は,「先生から与えられたことだけをする」ではなく,「総務だけが運営するもの」でもなく,「みんなで協力してつくりあげる宿泊学習」にしたいと思っていました,今回それが見事に実現できたと思っています。それは,みんなが嫌な顔をせず,各クラスや学年の話し合いに参加して,友達を大切にしていたからだと思います。つまり,言い換えると,『些細な思いやり』をもって仲間に接してくれたからです。『些細な思いやり』が繰り返されると,いずれ大きなことになる。そんな気がします。例えば,友人関係,クラス運営,様々なことが拡大,発展していきます。少し大げさにカッコつけて言うとすれば,「無限の可能性」を秘めているということです。
 今回,宿泊学習が終わってほっとしてか,僕はうるっときてしまいました。それくらい良い宿泊でした。みんなの協力と笑顔とに,めちゃくちゃ感謝!みんなと感激!号泣!