つゆくさアルバム2021

3月11日(水)
車いすとアイマスクによる疑似体験(障がい者理解学習)を行いました

 3月11日に、1年生では、障がい者理解学習の一環として、車いす及びアイマスクの疑似体験を行いました。この学習では、障がいのある方への介助の仕方を学ぶだけではなく、障がい者にとって円滑に社会生活が送れるための環境がまだ十分ではない現状を知ること、そして障害のある人が社会生活を送る上で、どのような危険やストレスを感じているかを体験的に知り、同じ社会で生活する立場で何ができるかを考えることをねらいとしています。
 まず、各教室で「現在の社会は障がいのある人にとって暮らしやすい環境が整えられているか」や「暮らしやすい環境とはどのようなものか」など、バリアフリーの現状について考え、介助の仕方(車いすの扱い方・手引き等)について学習しました。次に、アイマスク体験と車いす体験のグループに分かれて、途中で交代しながら、全員がそれぞれの疑似体験を行いました。最後に、教室に戻って、各自の体験を通した感想や気づきを交流しあい、学習のまとめを行いました。
 今後も、障がいのある方を取り巻く問題について、同じ社会を生きるものとして自分事としてとらえ、自分は何ができるか、どう行動すべきかを常に考えていきたいものです。