3年生美術科では、1学期より「桃中百景」と題して生徒一人一人が校内の様々な場所から見える風景や校舎、草木、造形物等をイメージとして切り取り、それぞれの構図を工夫して1枚の絵に収めて色彩豊かに表現する課題に取り組んでおり、このたび全員の作品が完成しました。そこで、これらの作品に題名をつけて一堂に展示し、3年生みんなで鑑賞し、評価し合おうと、8月28日の6限に、広い体育館を利用して「合同鑑賞会」を開催しました。3年生にとっては日常の中で慣れ親しんだ校舎や風景ですが、それぞれの思い出の詰まったお気に入りの場所やそこから見える風景が見事に切り取られ、各自の想いが込められた見事な作品に仕上がっていました。生徒たちはお互いが共有する風景を見つめながら、仲間とのつながりを感じていたようでした。
皆さんが描いた「桃中百景」は、きっと一人一人の心に残る「原風景」になることでしょう。 |