Momoyama Junior High School Attached to Kyoto University of Education 校章 京都教育大学付属桃山中学校
We have a class for returnees, and reserch directed towards fostering international understanding. ENGLISH 中国語
home
学校の概要
帰国生徒教育学級
総合的な活動
生徒の学習や活動
研究発表会
公開講座など
研究活動
行事
部活動・生徒会活動
お知らせ
一般学級入試
国生徒学級入試
卒業生進路情報
アクセス
リンク
 
概要 生徒状況 日本の生活・学校生活に慣れるための学習支援・生活支援等
帰国生徒学級受検希望の皆さんへ

概要

本校には「帰国生徒教育学級」という特設学級が、1975年(昭和50年度)4月から開設されています。2015年には40周年を迎えました。この学級は、海外から帰国した生徒で、滞在国との教育事情の違いによって、教育上特別な配慮が必要と思われる生徒に対して、特別な指導と実践的研究を行うことを、その設置目的にしています。 また、その特別な指導に関する研究を充実するため、国際生徒特別枠を設け、日本語指導を必要とする外国人生徒の受け入れも若干名行っています。

 

生徒状況

現地校、インターナショナル校、日本人学校等から帰国した生徒を受け入れています。 現在の受け入れの実態は以下の通りです。
海外での滞在国名(過去5年間のもの)
アメリカ、中国、台湾、香港、インド、シンガポール、タイ、マレーシア、スウェーデン、フランス、オランダ、ドイツ、ベルギー、ニュージーランド、モーリタニア、マレーシア、ベトナム、ドイツ、オランダ、ブラジル、ドバイ等。
海外での在籍校
現地校、インターナショナル校、日本人学校、日本人学校補習校など。
通学区域
京都府、大阪府、滋賀県、奈良県など。 (※通学に要する時間がほぼ1時間までの地域に保護者と同居しているもの。)

日本の生活・学校生活に慣れるための学習支援・生活支援等

○学習支援
全教科での取組 全ての教員が、4月末から5月初めに帰国学級の授業に入り込み生徒の学習状況を把握し、自教科の授業作りに反映させています。
定期試験では日本語の能力に応じてテストに振り仮名をつけています。
国   語 教員2人体制での授業をしています。
支援が必要な生徒には、日本語教育の視点からもサポートしています。
振り仮名が必要な生徒には、振り仮名つきの教材を配布しています。
日本語教室 日常の生活言語が日本語ではない生徒や学習の場で日本語の支援が必要な生徒のために、週2回、放課後、日本語教室を設けて、教科学習を一部含む日本語学習の支援をおこなっています。
中国語教室 週1回中国語教室。中国語教室文化交流会などもあります。
資 格 等 漢検、英検、中国語検定などを受けています。
表 彰 等 各教科で様々な賞を受賞しています。
進路
(主な進路先)
京都教育大学附属高校、(私学)同志社国際高校、同志社高校、立命館宇治高校等等、(公立)京都府立・市立高校、他府県公立・私学、その他

帰国生徒学級の行事(2014年度実施のもの)
 5月 京都市内めぐり、京都伝統文化の体験
 7月 中国語教室文化交流会
祇園祭 曳き初め参加など
他校の国際学級生徒との交流会(長期休暇中に実施予定)
 9月 帰国生徒学級合同スピーチ発表会、講演会
この発表会では、自分の考えを日本語で書き、スピーチによって発表しています。日本語による表現力の向上とともに、滞在国での自分の体験の意義を見直す機会ともなっており、優秀者は文化祭において全校生徒の前で発表しています。
10月 文化祭での発表
(帰国学級、帰国生徒学級スピーチ、日本語教室、中国語教室など)
 3月 本校帰国生徒学級卒業生のお話を聞く会

※京都の伝統文化体験 ※祇園祭曳き初め ※日本語教室の様子

 

○生活支援
帰国生徒教育部
各学年に帰国生徒担当の教員がおり、きめ細やかな対応をしています。
保健室とスクールカウンセラーによるカウンセリングの実施
大学との連携により、帰国生徒全員を対象に個別面談を実施しています。これまでの生活とは違う日本の学校生活についての悩みや学習に関する不安を聞き、相談に応じる機会を設けています。専門家として中学生の心身の状態を把握しながら、精神的にサポートします。
帰国生徒学級保護者会の開催
年2回、帰国生徒の保護者を対象とした懇談会を実施しています。学級担任と帰国部が学校生活の様子を伝えたり、学校行事についての説明をしたり、日本の学校制度の説明(今後の進路含む)や悩みごとを解消する機会としています。


帰国生徒学級受検希望の皆さんへ

帰国生徒学級・在校生からの声
  • クラスメートはみんな同じ帰国生。他の国の文化、言葉など話しても理解してくれる。
  • 滞在していた国の経験を生かして、学校生活を楽しんでいます。
  • 個性豊かなクラスメートたちはお互いに認め合っていて、団結する時には最終的にはひとつになれる。
  • 少人数なので、皆がとても仲良し。何かあったとしても、話し合いで分かり合える。
  • 少人数なので授業中に先生への質問がしやすい。先生との距離も近く感じ、先生の目が行き届いていると思う。・
帰国生徒学級・保護者からの声
  • 海外に11年半滞在の後、中1の時に本帰国をしました。幼稚園からずっと現地校で学んできたため、帰国後に日本の学校に馴染めるかどうか親としてとても不安だったので、帰国生徒教育学級があるこの学校を選びました。似たような境遇の友人と共に学べるので、とても楽しく通学しています。一般学級と同じカリキュラムの授業が行われながらも、心配していた日本語のケアなども十分にしていただいております。先生方からも厚くご指導をいただいており、たいへん満足しています。
    また、毎週水曜日の放課後には「中国語教室」があります。これも私がこの学校に魅力を感じた点のひとつです。現地で身につけた中国語を忘れてしまうのではないか…と危惧しておりましたが、帰国後も中国語に触れる機会があること、たいへんラッキーだと思います。 中国語検定やHSKの対策もしていただき、とても感謝しております。
  • 日本の学校に通ったことがなく、現地校と補習校の経験だけで塾通いしていなかったので、この学校に適応できるか心配でした。本人も不安に押しつぶされそうでしたが、困ったことは親身になって相談にのってくれる温かい先生方がいつでも見守ってくださっていると感じていたので、たくさんの戸惑いと失敗を経験しても、ゆっくりと乗り越えてくることができたと思います。
     また、様々な経験をしてきたクラスメートとの交流、帰国クラスならではの行事に刺激を受けながら自身を見つめ前向きに生活できたので人間的にも成長できたのではないかと感じました。
     節目ごとの三者面談では客観的に子供を見つめられ、保護者は学校での様子を知ることができ、大切だけれど見過ごしてしまいそうなことに気がつけました。講演会、保護者会もあり、子供の将来や家庭での接し方など考えさせられ勉強になることがたくさんありました。
     固定概念的な帰国子女らしさにとらわれず、なおかつ個性を大切に、それぞれが活躍できる場があり、先生、保護者、生徒が一体となって成長を見守り支えてくれる数少ない学校だと思います。


Momoyama Junior High School Attached to Kyoto University of Education
© 2006 京都教育大学附属桃山中学校
sitemap